瞑想ができるようになるまでには、やはり時間がかかりますね。これはどうしようもないかと思います。数ヶ月でできるという性質ではないと思います。インスタントにできる瞑想もありますが、私的には違うかなあと思っています。
で、瞑想は、いわば余分なものを落としていく(落ちていく)プロセスでもあります。現代人においては、思考、想像、感情の3つは課題となる感じがします。
また瞑想状態を作ろうとすると、かえって遠回りになってしまいますね。今起きているリアルに即していくということがとても大事じゃないかと思います。
瞑想は、時間がかかります。ですので辛抱強く続けていく必要があると思います。これが本当のところだと思います。
が、辛抱強く続けることは、実際のところなかなか大変です。ある人は、7年近く迷い、試行錯誤し、暗中模索のままひたすら続け、ある時にピンと来て、ブレイクスルーをしています。
で、いったんブレイクスルーをすると、そこからは適切に進んで行きますが、それでもそれからも迷いや試行錯誤が続きます。で、こういう人が実際のところ多い印象ですね。
あと瞑想は、決して座って行うだけが瞑想ではありません。動きながら、日常生活の中でできる瞑想もあります。実際、座る瞑想は苦手で動く瞑想が得意で、動く瞑想を続けて、ブレイクスルーしている人もいます。瞑想=座る、ではありません。
中には、小さい頃から豊かな情操環境の中に育ち、10代から気づきの瞑想を始めて、20才少しで見性体験している人もいます。それでも即行ではないんですね。やはり時間がかかります。
で、瞑想の要諦とは、結局のところ自己観察ですね。ですので動きながらでもできます。で、心を観察するために、感覚や体の動きに気づくことから始めています。
以上のことは、あくまで「瞑想」という文脈での話しになりますが、瞑想は、時間がかかることが多くなりますので、継続する力がもっとも大事になるかと思います。
ちょっと厳しく感じられる話しなんですけどね。でも本当の話しですので、避けて通ることはできなくなると思います。