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「手放す」「何もしない」における注意点と智慧の大切さ

「手放す」
「何もしない」

瞑想の説明で使いますね。

しかし注意点があります。
 

そもそも「手放す」とか「何もしない」を文字通り解釈すると、生命力を失った枯れ木のようになってしまいます。

これでは不自然過ぎて違和感が出てきますね。

本当は天然自然な様、ここに至らせるための説明なんですね。

しかし、とかく誤解されやすいと思います。
 

で、瞑想が深まってくると、今度は社会との折り合いといいますか、生き方を考え出すこともでてきます。

このとき大事だと思うのが、この世界の仕組みや構造を知っておくことだと思っています。

端的にいいますと、19世紀以降はグローバル資本主義ですね。陰謀論とか言われそうですが、一部の金融資本家らは19世紀以降、世界に大きな影響を与えていることは事実ですね。

もちろん、一人二人の人間が世界を牛耳っているとか、トカゲ宇宙人やら怪しげなフリーメーソンが支配しているというのは、人間の営みを踏まえると、そうなのかなあと疑問を抱きます。

で、さすがにそれは無いだろうと、いわゆる陰謀論はワタクシは信じていません。

が、「より大きく儲けるぞ」「倫理を吹っ飛ばしても儲けてやる」という強欲資本主義で突っ走っている金融資本家や、これに賛同し連なる人が増え、格差当然の現在のグローバル資本主義が大手を振るようになっているんじゃないかと思います。
 

結局は「生き方」「信条」の問題ですね。儲けのためには「今だけ、金だけ、自分だけ」でいいじゃんという有り様です。

瞑想を実践・実習する人は、、こうした仕組みと構造を抱えた現代社会を知って、適切な生き方を探り、構築することも必要じゃないかと思います。
 

話しが脱線したかの見えますが「受け止め方」は大切なんですね。

ですので必然的に理解力、洞察力が欠かせなくなります。

少なくともお伝えしている瞑想は「智慧の瞑想」とも言われるくらいで、知恵や洞察が欠かせなくなります。
 

瞑想では、微細な領域を取り扱うようになり、繊細かつデリケートにもなってきます。

これと関連して、今どんな舞台の上に立っているのかを知ることも大事ですね。

ですので歴史を学ぶことも大事になってきます。

知性を適切に使っていくことが、この瞑想の特徴の一つじゃないかとも思います。

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